カリスマ性のあるリーダーとは
リーダーシップがある人は、難局においても適切で素早い決断を下すことができる反面、その強引さ故に批判も受けます。
リーダーシップのある社長がいる会社でも社員の約3割が何らかの不平不満を持っているのが普通だそうです。
そんな不平不満を抑える力…それがカリスマ性です。カリスマ性のある人は同じような決断を下しても慕われ尊敬されます。
今回は、カリスマ性を持つ社長(組織のトップ)になる条件について3つあげてみたいと思います。(社長と社員の関係は、プロジェクトリーダーとそのメンバーに置き換えても同様だと思います。)
①軸足が定まっている事
価値判断基準がフラフラしてるようでは、社員が社長について来ません。例えば、「とにかく利益を上げなさい」と指示を出したのに、その日の午後には「損してもいいから正しいことをしなさい」と朝令暮改なようでは、社員を戸惑わせるだけです。
②どんな質問や課題でも答えられる事
取引先や社員から質問されて、口ごもったり話題をそらしたりするようであれば、失格です。あの社長に聞けば解決の糸口が見つかる、そう思わせなければならないのが社長です。
何故かと言えば、たった一つの質問に答えられないだけで、その人の能力や人格にまで疑問符をつけてしまう場合があるのが、人間の悲しい性です。カリスマに求めるのはそう言った稀有な才能なのです。
③不思議さ
平凡からカリスマは生まれません。一般人には真似ができない行動や発想力から不思議さは醸し出されます。そして、それが人を惹きつける魅力なのではないでしょうか。不思議さは、どんな小さなことでも構いません。
- 「いつ寝てるのかよく分からない」
- 「何故か大物と親交がある」
- 「どんな天気でも必ず毎朝ランニングしている」
- 「どんな時でも笑顔(明るい)」
とにかく、この人は凄い!と思わせたら勝ちなのです。
以上は、あくまでもカリスマ性を持つための条件の例ですので、これらを現時点で備えていないからと言って悲観する必要もありません。
誰しもが素晴らしい資質を持っています。
その資質が何か…それに気付き、自分なりのカリスマ性を備えていきましょう。
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